「え、風邪?」 『…おん。寝てるなう。』 昼休み。雅也から電話がかかってきた。 「まじか。」 確か雅也の両親は今旅行に行っていたはず。 「ご飯は?なんか持っていこうか?」 『兄ちゃん来てくれるから大丈夫。』 「そう。ゆっくり寝てはよ治せよー。」 『おん。』 ということは今日は昼飯はひとりか。 ヨネは家が近いから一旦帰ってるし、ナカヤンは今日授業が午前だけだからもう帰ったし。 学食に行くと、大勢の生徒がいて、もう席は埋まっていた。 「うわ。どーしょー。」