「愛ちゃんってなんのサークルやっけ?」

「ボランティアサークルよー。」

「偉いなあ。」

「タケくんはなんか入らんの?」

「んー。来年暇やったら入るわー。」

「なんそれ。」

愛ちゃんは笑った。

「ここ部室。ごめんけど、中まで運んでくれる?」

「ええよ。」

「ありがとう。」

中はまあまあ綺麗に整理されている。