体操座りと救世主


「生け贄にされた女の子は、龍に受け入れられず帰ってきた。その日から、龍は怒り狂って村で暴れ始めて、今まで龍を可愛がっていた村人も龍を恐れ、そして龍は殺された。」

「…そっか。」

『本物の愛』っていうのは、偽物の愛が存在したからか。

「だから、私が思うに、文太くんが本物の愛っていうことを証明できたら、その友達の呪いを解くことができるんじゃないかしら。」

「証明…?」

「うん。」

「どうやって?」

「そんなのわっかんないよー。」

だよなー。

…でもまあ、一歩前進できた気がする。