体操座りと救世主



ガイダンスが終わり、教室に残ったのは俺らだけになった。

「えと…戸上大丈夫なん?」

心配そうにヨネが見てくる。

「タケは知っとるん?」

「…おん。」

「2人にも話すな。…聞いても引かんとってほしい。」

戸上はぽつりぽつりと話し始めた。

龍の話、愛の話、二十歳になるまでに見つけなければいけないこと、全て話した。

「なにそれ…まじで…?」

「呪い…ってなんなん?なんで戸上がそんな目に遭わんといけんの?なんも悪くないやん戸上。」

ヨネは涙目だ。

「もう時間ないん?」

「…服で隠れるとこはほとんど鱗で覆われてる。全身鱗になるのはもう…時間の問題かな。」

ナカヤンは神妙な顔になった。