翌日、戸上の家を訪ねると、みんな外出の準備をしていた。 「あれ、戸上どっか行くん?」 「あ、タケ。おはよう。今から龍守神社行く。」 「へ?今から?」 幸成くんは張り切っている。 「善は急げ言うやろ?タケくんも行こうや。」 「え、いや俺は何の準備もしてないし、」 「着替えとかなら俺の貸すよ。俺よりちょっと小さいくらいやろタケくん。」 何気なく毒を吐く幸成くん。悪気ないんだろうな。 「幸成。タケ困っとるやろ。」 「でも一緒に行った方が楽しいやんー。」