体操座りと救世主



たくさんの袋を抱えた日野は、笑顔でこちらを見た。

「そろそろ移動しようか。」

「どこに?」

「花火見るのにええスポットあるんよ!穴場ってやつ?」

「おお!さすが地元民!」

「えっへん!ついてきてー。」

人混みをかき分け、日野の後を追う。

「タケちゃんー!おるー?」

「おるって!」

「文ちゃん小さいけん見えんなる。」

「失礼な!」

人混みから少し外れ、少し丘に登った。