優奈「ねえねえ、私さ、好きな人いるんだよね。」

美鈴「えっ?誰〜?」

優奈「大地。」

大地って、多分、皆川君のことだよね。

皆川君は、陸上部で、美鈴とも仲がいいんだよね。

夢羽萌「素敵だと思います。」

美鈴「委員長は、いないの?」

えっ、どうしよう。

夢羽萌「うーん。タイプだとしたら、上野くんかな。」

優奈「乙女〜。」

美鈴「私も好きな人いるんだけど。」

優奈「誰?」

美鈴「俊哉。」

俊哉…。

あ〜。
健一と仲がいい、一人か。

確か、吹奏楽部でトランペットやってて、優奈さんとも仲が良かったはず。

優奈「委員長〜。アドバイスちょうだい。」

えっ!

夢羽萌「では、優奈さんと俊哉さんは、部活も一緒みたいなので、優奈さんが美鈴さんの事、聞き出したりしてみて、美鈴さんは、大地さんと同じ部活なので、美鈴さんが優奈さんの事、聞いて見るのは、どうですか?」