〔帰り道〕

女「久しぶりね。夢羽萌。」

夢羽萌「お久しぶりです。」

女「まだ、上野くんと付き合ってるの?」

夢羽萌「それが何か。」

女「金目当てでとか、サイテーね。」

夢羽萌「私はお金が目当てで付き合ったりしてません。あなたたちと一緒にしないでください。」

女「なに?私たちが、金目当てで上野くんに近づいたとでも思ってるの?」

夢羽萌「違うんですか?」

女「あんただって、男だったら、誰でもいいんでしょ。」

そう言って、女は、私に、お兄ちゃんと写ってる、携帯の写真を見せてきた。

夢羽萌「お兄ちゃんとの写真がどうかしたんですか?」

女「そうゆう時だけ、誤魔化さないでよ。」