〔健一SIDE〕

今日、あんまり、体調がよくなかったけど、夢羽萌に心配かけたくない一心でずっと隠してた。

で、暫く寝てたら腹が減って、目が覚めた。

そしたら、夢羽萌がものすごい近い距離にいたから、とっさに言葉をはなった。

「…ん。あっ、腹減った。」

夢羽萌「お粥でいい?」

赤くして聞いてる夢羽萌が愛しくて、

「夢羽萌がいい。」

なんて言ってしまった。

でも、天然な夢羽萌が意味をわかるはずもなく、

夢羽萌「えっ?私は食べれないよ。」

なんて言う。

「なんでも、ない。お粥作って。」

テレサを隠すように、夢羽萌に少し甘えてみる。そしたら、珍しいと言わんばかりの目でこっちをみてくる。