とりあえず、冷たくしたタオルを健一の額にのせる。

夢羽萌「健一。なんか、食べる?」

健一「……」

寝てるのかな?

寝てても整ってる顔が羨ましく思ってしまう。

本当に何をやっても様になって、かっこいい。

私はしばらく、健一の寝顔に見とれていた。

健一「…ん。あっ、腹減った。」

夢羽萌「お粥でいい?」

健一「夢羽萌がいい。」

夢羽萌「えっ?私は食べれないよ。」

健一「なんでも、ない。お粥作って。」

甘えてくる健一は、珍しいし、新鮮だなぁ〜。