夢羽萌「健一、そろそろ、耳から離れて…。」

健一「いいじゃん。」

夢羽萌「私が耳、弱い事くらい、知ってるでしょ?」

健一「だからだよ。」

健一は、私の首に手を回し、健一は、私とベッドの間に座り、強く抱きしめてくる。

夢羽萌「本当、意地悪。」

健一「マジ、夢羽萌、可愛いな。」

私は、顔が熱くなり、とりあえず、下を向く。

健一「いい加減、慣れて欲しいよ。だってよー、もう二年半になろうというのにさ。」

夢羽萌「健一のやることが毎回毎回、かっこよくなってるから、私は慣れないんだよ。(半泣き)」

健一「首、舐めてやろうか?半泣きしてんだったら。それとも、キス、どっちがいい。」

健一〜。絶対、私の選択わかってるから、キスを入れたんだよ。

夢羽萌「キスで。」

健一「じゃあ、こっち見て。」

ゆっくり、健一の方を向く。

健一は、私のアゴを軽くあげるなり、キスをしてきた。


何度も何度も角度を変えて。

しかも、舌まで入れてくる。



〔暫くして〕

健一「夢羽萌、大丈夫か?」

夢羽萌「大丈夫だよ。でも、息がしずらい。」

健一「ったく。本当、幼いよな。」

夢羽萌「しょうがないでしょ。慣れてないんだから。」

健一「まあ、意味わかってねえと思うけど。」

夢羽萌「えっ?」

健一「なんでもねえよ。夢羽萌、そろそろ風呂入ってきたら?」

夢羽萌「じゃあ、そうする。」