《side 廉也》 「二人でコンビニ行っただと?」 「それくらいで妬くなよ。」 龍殺しの一件について深刻ながらも、美愛に会うことを楽しみに帰ってきた午後。 だが、倉庫に美愛の姿はなかった。 まあ、それはそれで今の状況では都合がいいことだが。 「仕方ねぇ。奏も帰ってるみてぇだし、旭が戻りしだい幹部会議だ。」 昴は………まあ戻ってねぇが、後で話すか。 美愛には聞かせたくない話だしな。 「なにかわかったのー?」 「龍殺しの犯人に目星がついた。」 俺のその一言で奏の顔が真剣なものになる。