後に俺はこう語ることになる。 「こいつと男として出会えて、敵として戦えて、良かった。」 それだけの価値がある男であり、敵であり。 最高の言葉を俺に残した奴だ。 鳥遊悠希が残した最後の言葉は、この先俺を支える言葉になる。 俺という男が、この先ぶち当たる迷いや不安から救う言葉になる。 「ありがとな。」 そう、伝えたい。