「・・・犬?」

白い体躯に瞳は金色。毛並みは真っ白で首には勾玉の首飾りをしている、大きな犬。

『ほう、某の姿が見えるか・・・光巫女の力も伊達ではないと言ったところか・・・』

「喋ったっ!?犬・・・じゃない・・?」

『フン・・・某をそこらの犬と一緒にするでない。
まあいい。凪、結界へと誘ったぞ。あとは、貴殿の好きにするが良い』