「まさに千年前の悲劇がまた繰り返されようとしているとはな・・・
九尾の復讐心然り、光巫女の姉も然り・・・といったところか。凪よ、もう猶予はないぞ?目が覚め次第、光巫女をここへ連れてこい。よいな」


「はい。蓮華様・・・」


「お前の処の忍びにでも東峰院家へ向かわせるが良い。ワシの見たてでは、当主は呪詛を受けておる」


呪詛か。あの女のやりそうなことではないか。けれど、円程の使い手ならそんな呪詛にまんまとかかることはないはずなのに。


「もしかすると、弱みを握られておるのかもしれんな。
こんなところまで似てしまうとは、なんという因果だろうな。のう、凪よ」


「・・・・・・すぐに確認に向かわせます」


そう言い残し、部屋を後にする。