「あ、はい。すみません・・・あの、もうここで結構ですので、棗さんはお帰りになられても・・・」


「いえ。そんな事をすれば、凪様に叱られてしまいますので。貴女を南川家へ送り届けるまでは帰るわけにはいきません」


見た目から察するに、年は菖蒲と変わらなそうに見えるのに、発言が随分大人びている。


凪に仕えている以上、自分の言い分は通ることは無いだろう。