「三人に紹介しておくよ。この子が光巫女の菖蒲ちゃん。彼らは西園寺家に仕える忍びだ」


「凪さん、あたしは光巫女じゃっ・・・」


「僕はそう思ってる。君は間違いなく、光巫女だよ」


満面の笑みを向けられて、それ以上否定することが出来ない。


「三人とも、警戒は怠るな。いいな」


「「「御意」」」


三名の忍びは、同時に頭を垂れ、そのまま消える。流石は忍びと言ったところだろう。