その時は ゆっくりと流れない 月と太陽が 同じ刻を 同じ空を 居続けるのは 相容れない そう言葉にするのは 至極、簡単だ この心には 至極、難しい 今日も耳を澄ます あの日も聞こえた唄を 美しい、唄を求めて ほら… 聞こえる 哀しくて、胸を打つ 美しい唄が… 彼女は 何を感じ 何をその目に写し 何を想っているのか 私は、手を伸ばした