バスが動き出した。 ★ リン<海くんは不安?> 海<不安?> リン<魔物退治に> 海<みんながいるから大丈夫、かな > リン<そうだね> 鈴花は海に言った。 ★ バスはある所で止まった。 そこは、闇に閉ざされた村だった。 海<オレたち昼に出たじゃん> リン<呪われてる> サラ<呪い―――――――――> 健斗<見えた> 健斗は呟いた。 健斗の周辺に無数の目が浮かぶ。 海<魔物?> 健斗<僕は魔物と人間のそれぞれを持ってる>