海はハヤテに尋ねた。




ハヤテ<力>





ハヤテは答える。






健斗<ハヤテは風を操るんだ>





海<へぇ>






玲<あそこら辺ですわね?>






玲は桐花に尋ねた。







桐花は木に触れている。






桐花<多分ね>






リン<行くよ>






鈴花に言われ、ついて、いった。







そして、







海<うわ>






海は呟いた。






木の下に、女の子がいた。






ハヤテ<運ぶか>






リン<そうだね>







ハヤテは女の子を担いだ。






<助けて――――――>






少女は呟いて意識を失った。