海<―――――――――？>
ハヤテ<倒れる音>
ハヤテは呟いた。
桐花<ハヤテも気づいた？>
健斗<女の子だ。急がないと>
三人は話し合って、
ハヤテは窓を開けた。
―――おいおい！―――
海<死ぬの？ >
桐花<まさか>
リン<信頼した方がいいよ>
玲<やりますわ>
玲が指を指した先に、
ハヤテ<刃よ。我々に嵐のご加護を>
細身の剣を持ったハヤテは何かを唱えていた。
瞬間、海たちは風に包まれる。
海<なっ？>
リン<ハヤテくん！>
鈴花が叫ぶと、
海たちは、風に包まれて下に降りた。
海<今の何？>
