【次の日】


私は、遼と病院にきている、遼は、大丈夫と言っているが、私のせいで、ここまで、怪我をさせてしまって、放っておくわけにはいかなかった。

だけど、遼はなかなか、病院に行こうとしてくれなかった。

だから、星也に聞いた。

そしたら、以外に、遼の病院嫌いを知った。特に注射は、本当に駄目らしい…。

なんか、以外過ぎて可愛い。

だって、俺様の遼が!注射を前にすると、泣くんだって!

見たい。

まぁ、星也は、俺から聞いた事は内緒と言っていたから、婚約者として、知りたいとでも言って、今度、聞き出そうっと。


病院から、帰ってきて、遼はしばらくうちに泊まるらしい。

遼のお父さんとお母さんが、久びさに夫婦で、フランスにいくらしく、婚約者の家に泊めてもらって。だって、軽すぎる。



咲「遼、ごめんね。なんか。」

遼「気にするな。俺がよけれなかったのも悪いし。」

咲「そぅ?あっ!遼の怪我が治ったら、たーっぷり、修行してもらうから。〝黒笑〟」

遼「咲蘭、その笑顔、マジで怖い。まぁ、咲蘭と一緒なら、どんな辛い修行だってする。」

咲「そう?でも、今はしっかり治してね。だから、寝てて?」

私は、遼をベッドに寝かし、布団を掛けた。

遼「なぁ、此処にいてくれないか?」

星也達の言ってたとおり。
遼は、風邪をひいたり、病気になったり、弱ったりすると、甘えてくるらしい。

咲「いいよ。ニコッ!」

私は遼の片方の手をとって、握った。