【蘭王の倉庫】

「久しぶりだな。」

そう言って、こっちにくるのは、幹部の日比谷 優大(ひびや ゆうだい)

咲「久しぶり。今日は大事な話があると聞いたが、何だ?」

「珍しいね。咲蘭の方から僕たちにしゃべりかけるなんて。」

フッと笑いながら言ったのは、優大の弟で、幹部のユキア。

咲「そうか?」

ユ「だってさ。前までは、男が苦手だからって、いつも、紅葉を使って伝言ゲームみたいだったのに、僕たちも見た事ない、表情してる。それに、表情豊かになってるし。」

咲「そうか?」

優「先に話すが、蘭王が狙われてる。メールが昨日きた。」

優大は、私にパソコンを見せながら言う。

咲「蘭王の総長さん。お久しぶりです。最近、何かと嵐門王の奴等と一緒にいるのを見たという下っ端が何人もいるんです。嵐門王の奴等を巻き込みたくなかったら、咲蘭を人質にしたい。
消炎総長.炎」

紅「咲蘭、どうするの?」

咲「いま、考えてる事がある。」

紅葉、優大、ユキア「何?」