【咲蘭の部屋】

遼「咲蘭、酷い。」

咲蘭「遼〜。」

手を広げて言ってみた。

遼「咲蘭〜。」

そしたら、予想通り抱きついてきた。

可愛いなぁー

よしよし。

咲蘭「今は、遼と二人っきりだから、好きなだけ甘えていいよ。」

遼「うん。」

なんか、本当の弟に見えてきた。

遼は、ずっと、私を抱きしめたまま。

このまま寝られると困る。

咲蘭「遼、眠くない?」

遼「眠い。ここで寝る。」

と言って、私の太ももに頭を置いてきた。

咲蘭「よしよし。」

遼の頭を撫でながら言ってみる。

遼は気持ち良さそうに、寝ている。

私は、ベッドによりかかり、眠りについた。