【紅葉SIDE】

私は咲蘭に頼まれ、盗聴をずっとしていた…。



そしたら、嵐門王を潰せだと!



ふざけんな!











もう、これ以上、彼らに黙ってる訳にはいかない。







咲蘭の感情は、ほとんどない。





それは、会話からわかる。









もし、咲蘭に感情が残ってるとしたら、遼への思いだ。







私はすぐに、遼に電話して、蘭王の倉庫にきてもらった。