【次の日】

教室に入ると、私の机の周りには、嵐門王の六人が何かを待っているような、かんじで囲っている。

あたしは、気にせず自分の机に座ると

六人は一斉に
「俺ら(僕ら)を弟子にして下さい。」

とはもっていう。

もう、親には正体を言うかもしんないとは、言ってあるから、いいや。

「なら、今日の放課後、校門にいろ。」

「「「「「「はい。」」」」」」

みんな、正体聞いてびっくりするんだろうなぁ…。

ってか、全国No.1の蘭王の元総長の真ちゃんが唯一負けた相手と言った時に少しは疑うという事しなかったのか?


放課後。
「この車にのれ。」

私が言うと、みんなベンツの黒いリムジンにのった。

「咲蘭って、本当はなにものなの?」
星也がきく。

「今から、ある場所に行く、そこについたら、教える。」