光さんはそう言って私の顎を持ち上げ軽く触れるくらいのキスをする


「だけど今日はこれ終わらせなきゃいけないからまた今度ね」


もの惜しそうに私から離れるとパソコンに再び向かった




カタカタカタ...


部屋にはパソコンのキーボードが打たれる音だけが聞こえる


私はただ光さんを見つめていた


仕事するだけなら


わざわざこんなとこ利用しなくたっていいのに...