たぶんお茶をしてもオーナーとののろけ話でもされるだけだろうし


一応オーナーと関係を持ってるし


雅に悪いしね


そう思って断った


まあ仕事あるし用事があるってのも嘘じゃないけど


「また今度ね」


「絶対ですよ?」


「はいはい」


そう言って私たちは別れた


雅と別れた私は、私のもう1つの仕事――風俗店――の事務所に行き


それからお客のいるホテルに向かった