「..光さんの家に行きたい」 そう消え入りそうな声で言うと 「了解」 光さんは私の手に自分の手を重ねて微笑んだ たぶん光さんがそうしたのはさっきまでの出来事を思い出した私の手が震えてたから なんで... なんでそんなに優しくするの? どうして どうして危険を冒してまで私を助けに来てくれたの? 私は光さんの優しさに触れて温かい気持ちを抱く反面どこか切ない気持ちを抱いていた