母が死んでからどん底に落ちていく人生




光も届かないほどの暗闇へ...




―――



ふいに雨が止んだ



ちらりと見上げると1つの傘が差し出されていた


でも今の私にはそんな優しさなんていらなかった


むしろ1人にしてほしかった


そんな私はちらりと見ただけでまた空を眺めた