雨の降る暗闇の中を私は走っていた



ただただ走った



走って走って息が苦しくなってその場に立ち止まる


空を見上げても月もなく星さえもない


光なんてどこにもなくて


恐ろしくただ真っ暗な暗闇が永遠と続いているようにさえ感じた




それはまるで私の心のように...