「今行く~。」

今、私を呼んだのは双子の兄貴の
如月惟翔。

極度の女嫌い。

でも、シスコン。

そして、長い廊下を渡り
リビングに着いた。

「梓~やっときた。」

「ウザいぞ、親父」

「梓~そんなひどいこと
言わないでくれ。」