紫「誰だ?」

梓「知らない。
人違いでしょ。」

この時、惟翔が少し顔を歪めたことに
気づかなかった。

琉「ほんとに知らない人ですか?」

梓「知らない。」

まぁ、読者の皆様には伝えときます。

今、私に声をかけた男女は
私を捨てた実の両親です。