本当の初恋を君に

キーンコーンカーンコーン・・・

もう耳に染みついたチャイムの音が鳴り響く。
チャイムが鳴った数秒後に担任が入ってきた。
生徒たちが次々に席についていく。

「・・・・・・・・・あれ?」
何故だろう。私の隣だけ、誰もいないのだ。
そう思った直後に教室のドアが開く音が聞こえた。
遅刻した男子生徒が入ってきた。
「遅れてスイマセンッス」
担任に一言言い、私の隣に彼はやってきた。

女子の騒いでいた声は今も耳から離れることはない。