真由美と帰っていると遠くの方でパシャッと音がした 俺がそっちへ目をやるとそこにはただ呆然と立ち尽くす琴音の姿があった 『琴音?』 俺が気付いた瞬間、琴音は走り去ってしまっていた また…誤解された? 俺が軽率だったんだ 琴音がなぜ俺との別れを考えたのか キッカケはきっと真由美だったはずだ なのにまた俺は誤解させるようなことをしてしまった… 全然成長してねぇ だせぇ… 俺の目からは涙が零れた