side.陽
僕達は、沙里の家の角で見張っている。
海里からの電話でこっちに来た。
でも・・・
東がソワソワしてて落ち着かない。
ブロロロロロ・・・
んっ!?
バイクの音!?
沙里の家の前で止まった。
沙「なんで来たの?嵐」
僕は、しっかり聞こえた。
”嵐”って・・・
僕のお兄ちゃんと同じ名前!
まさかと思った。
でも・・・お兄ちゃんの髪は茶髪じゃなくて・・・
黒髪に緑のメッシュだし・・・でも、顔がにてる・・・
考えてると、東がイライラしだした。
なんで?
家の前を見ると、沙里が抱き合ってる!?
すると、沙里は嵐とか言うヤツのバイクの後ろに乗った。
東「2人の後ろをつけるぞ!」
皆を見ると、頷いている。
ブロロロロロ・・・
陽「行っちゃうよ!?」
皆・・・慌てすぎ・・・
東「行くぞ!」
?「ワクワクしてきた!」
皆ビックリして、振り返った。
すると・・・海里がいた。
裏口から出てきたみたい・・・
ブロロロロロ・・・
出発して、しばらくはつけることができた。
余裕♪
そう思ってたのに・・・いきなり、すごいスピードを出してクネクネ曲がって・・・見えなくなった。
僕達は、倉庫に一旦帰ることにした。

