最強女総長は孤独な姫!?<上>


ガチャッ

玄関を出て、しばらく涼を待っていると・・・

ブロロロロロ・・・

バイクの音が聞こえた。

ん?

あのバイク・・・

涼のじゃない・・・

なんで、来てんだよ・・・

家の前で、バイクが止まった

?「迎えに来たよ!」

沙「なんで来てんの?”嵐(アラシ)?」

嵐「だって・・・会いたかったんだもん!」

そう言って、ヘルメットをはずして

抱きついてくる・・・

かわいい!

おっ!ちゃんと変装してる!

沙「ごめんね?最近、忙しくって・・・」

嵐「ならいいよ!」

沙「それより・・・なんで来たの?」

嵐「だって・・・会いたかったから、変わってもらった」

沙「そうだったの!ありがとう!」

そう言って、抱きしめかえした。

私は、気配に気づいた。

嵐「じゃあ、乗って!」

私は、バイクの後ろに乗った。

嵐「いくよ!」

沙「うん!」

ブロロロロロ・・・

バイクが動き出してしばらくすると・・・

気配を感じた。

鬼龍だな・・・

沙「(コソッ)嵐・・・つけられてる!」

嵐「みたいだね!まくよ!」

そう言って、角をくねくね曲がってしばらくすると・・・

後ろに、鬼龍の皆はいなかった。

沙「蒔けたね!」

そう言った後、直行で

黒蝶の倉庫に向かった・・・