リビングに着いた。

沙「おはよう」

しーーん

沙「あ!携帯あった!」

兄1「お前、誰?」

沙「はあ?沙里だけど・・・」

兄2「染めたのか?」

沙「んなわけないし、これ地毛だし!もう、いい!行って来る  」

私は、家を出た後、すぐに電話をかけた・・・

プルルルpもしもし?沙里?」

沙「あ!もしもし?涼(リョウ)?あのさ、私、闇蝶ってバレ  そう!もし、バレたらバレたでいいよね?」

涼「ああ、そん時は、どうにかするから、安心しろ!」

沙「ありがとう!じゃあね」

今、電話してたのは、黒蝶の副総長!頼りになる!喧嘩は私の方が強いけどね!

でも、歩き始めてから、なんか注目を浴びてる気が・・・

「(ヒソ)あの子、チョーカワイイ!転校生かな?」

私がブサイクだからって、そんなに見なくてもいいじゃん!

と、思っていた沙里でした。

考えたら、教室の前・・・

ガラガラ・・・

ク「誰?」

私は、いつも通り席に着いた・・・はずなのに・・・

ク「ねえ、そこの席は、地・・・池上さんの席よ?」

今、地味子って言おうとしたな?

沙「私が、池上よ?」

クラス全員「はあああああ!?」

うるさっ!!

この後、私が質問攻めになったのは、言うまでもない・・・