bay.沙里

人が寝てんのに、うっせえヤツ等だなあ・・・

あ~イライラしてきた!

沙「うっせえ!黙れ!人が寝てんのがわかんねえのか!(殺気  )」

ヤバい!素を出しちゃった!よく見たら、コイツ等、鬼龍じゃん!

んん?よくよく見たら、皆の真ん中あたりに、海里似にた子がいる・・・いや、似てるんじゃなくて・・・海里じゃん!

ヤバい!東とか言うヤツ!メッチャ怪しんでるし・・・

どうしよう・・・

そんな時、海里が話し掛けて来た。

海「お姉ちゃんなの?」

沙「どうしたの?海里?」

海「お姉ちゃん、髪の色・・・」

えっ?なんで、知ってんの?まさか・・・!!

ウイッグ変えたんだ!

はあ・・・ウイッグ付けてるし・・・カラコンは着けてるから、バレないよね・・・

海「お姉ちゃん、染めたの?」

沙「コレ、いいでしょ?海里の前では、この髪だったから・・・知らないのか?」

聖「あの・・・話している所悪いんですが、2人は姉妹なので  すか?」

沙「アハハハ!んなわけないじゃん!」

海「お姉ちゃん?姉妹でしょ?」

沙「違うって言ってんじゃん(笑)っあ!海里、何も知らないん  だね(笑)もういいよ・・・」

そう、私の本当の名前は池上じゃない。池上家は、代々男2人、女1人しか産まれない・・・

私は、海里が産まれたとき、女が1人だったら寂しいだろうと思って施設から引き取ったらしい。

昔、親が夜中に話している所を、偶然聞いちゃったんだ・・・

海「どうゆうこと?」

沙「自分で、調べたら?まあ、海里には、無理なこと・・・」

聖「私達の姫を、これ以上侮辱しないでください(殺気)」

沙「うるさい!私、帰るわ・・・」

黒蝶の倉庫でもいこうかな?最近行ってないし・・・

そう思いながら、出て行こうと思った瞬間、東に邪魔された。