そんな風に、話してると、いつの間にか教室の前に着いていた



ガラガラ

教室のドアを開けた瞬間、シーンと静まり返った・・・




また、クラスメイトがヒソヒソ悪口言ってる。

バカみたい!


ク「また、来たよ」

ク「毎日毎日、こっちがイヤになる!」

ク「くるみさんみたいな美人と一緒だったら、くるみさんが   汚れるんだよ」



はあ・・・毎日飽きずに、よく悪口言えるね・・・



考えてたらくるみが、コソッと耳打ちしてきた。

くるみ「変装を沙里が取ったら、スッゴく美少女なのに・・・」



それも、どうかと思うけど・・・



ク「池上さん!ちょっと来て!」

うわあ・・・この人達パンダみたい・・・



く「大丈夫なの?」

沙「大丈夫!次は、どんなのか、楽しみだわ・・・」

ク「何喋ってんだよ!さっさと来いよ!」



沙「はい!すいません!」




私はとりあえず怖がったフリをしておいた。

私が、そんなんでビビるワケないだろ(笑)!



とりあえず私は、着いて行く事にした・・・