最低で構わないから~好きと言えずに時間は流れる~

いくら過去形にしても、時期が重なっただけで、思い出してしまう。

浮気されて別れ、それを話そうとしたら、父親は死んで居た。

成美や芽に話したら、少しは楽になるかも知れない。

けど、家族の事で、悩み苦しんだ2人には言えない。



「…い。おいっ!!」



「はい…っ?!!」



どれ位、考えてたんだろうか。

お風呂から上がった井ノ原さんが目の前に居る。