最低で構わないから~好きと言えずに時間は流れる~

「お前…、俺が男やってわかってるんか?」



「当たり前でしょ?女なわけないじゃん」



ビールを2本だし、その内の1本を差し出す。

空きっ腹にお酒は良くない。

暖房のスイッチを入れて、とりあえずは、晩ご飯兼つまみの準備。



「座って待ってて。テレビでも見ながら」



「…あぁ」



さっきから、どうしたんだろうか。

いつもと違うから、余計に気になる。