最低で構わないから~好きと言えずに時間は流れる~

「俺の胸は貸せないけど、立石さん……幸せに!」



本田さんには本当に引くばかりです。でも、良い人だと、ちゃんとわかってます。



――“佐由美?”――



「ん?」



――“佐由美”――



「お父さん……?」



――“幸せになるんだぞ?佐由美なら、大丈夫だから”――



「お父さん……っ」



腕を組む舜と目が合うと、お互いの瞳に光るものが。

でも、笑みがちゃんとあり。

引かれるように、二度目の誓いのキスを交わした――…。




        - END -