最低で構わないから~好きと言えずに時間は流れる~

「もうちょっと、我が儘になってえぇねんで?」



「舜の負担に……なりたくないもん……っ」



「“負担”?なるわけないやろ。佐由美は我慢し過ぎや。俺には甘えて構わんから」



「うん……っ……」



抱き上げられ、抱っこの状態になった。

でも、恥ずかしさなく、泣き止むまでそのままで、時間だけが過ぎた。

会議の為、仕事に行く舜を見送り、私は一眠りしてから買い物へ。

明日の9時の新幹線で帰るらしく、今夜はお泊まり。