最低で構わないから~好きと言えずに時間は流れる~

大人びた立石だが、本当は、大人の自分と、子供の自分に迷い、揺れる女の子。



「そうやな。また一緒に過ごそうな」



腕を目一杯伸ばして電気を消し、立石を抱き締めて眠りに就く。

立石に安眠効果があるのか、素直に欠伸が漏れる。

すんなり眠りに入ったのも、ぐっすり寝れたのも、久しぶりかも知れない。

触れたかった立石が腕の中に居る。

安心感でもあるかも知れないな。