「あー、ハニーのおかげで元気出た。仕事片付けよ」
「し、仕事があるならこんな所で、油売らないで下さいよ!!!」
「じゃ、ハニー」
「は、ハニーは止めて下さい!!!!」
縁側を歩く岳理さんの服を掴み、必死で引きずられますが、止まってくれません。
せ、せめて、本当に仕事部屋に行くかだけでも見届けねば!!
「あれー? 何してんのー?」
アンニュイに登場したのは、これまたスーツ姿の葉瀬川さん。
手に持っている箱は、かの有名な、『TATSUMI ARISUGAWA』監修の有名ケーキ屋の名前が入っております。
「何ってハニ「それ、お兄さんのお父様のですか!?」
私が岳理さんを突き飛ばして尋ねると、葉瀬川さんは頷きました。
「みかど女史に新作チーズケーキを渡そうと……。ついでに私の両親が本家に手土産を持って行けとうるさくてね」
「おじさん、ついでにじゃなくて、そっちが本命だろ」
やれやれと溜め息を吐くと、葉瀬川さんはネクタイを緩め、縁側に座り込んだ。
「私のマンションに両親が来ていて、五月蝿いからちょっと休憩させてもらうよ」
そう言うと、布団と枕を持って来て、縁側に寝転びました。
その布団に目掛けて、リカさん、ジェロさん、モナさん、ルナさんが飛び交っています。
「し、仕事があるならこんな所で、油売らないで下さいよ!!!」
「じゃ、ハニー」
「は、ハニーは止めて下さい!!!!」
縁側を歩く岳理さんの服を掴み、必死で引きずられますが、止まってくれません。
せ、せめて、本当に仕事部屋に行くかだけでも見届けねば!!
「あれー? 何してんのー?」
アンニュイに登場したのは、これまたスーツ姿の葉瀬川さん。
手に持っている箱は、かの有名な、『TATSUMI ARISUGAWA』監修の有名ケーキ屋の名前が入っております。
「何ってハニ「それ、お兄さんのお父様のですか!?」
私が岳理さんを突き飛ばして尋ねると、葉瀬川さんは頷きました。
「みかど女史に新作チーズケーキを渡そうと……。ついでに私の両親が本家に手土産を持って行けとうるさくてね」
「おじさん、ついでにじゃなくて、そっちが本命だろ」
やれやれと溜め息を吐くと、葉瀬川さんはネクタイを緩め、縁側に座り込んだ。
「私のマンションに両親が来ていて、五月蝿いからちょっと休憩させてもらうよ」
そう言うと、布団と枕を持って来て、縁側に寝転びました。
その布団に目掛けて、リカさん、ジェロさん、モナさん、ルナさんが飛び交っています。



