もう一度目が覚めると、今度は眩しくて



ほんとに生きてるんだって実感が湧いてくる。




近くにいた看護士さんと目が合った



「あ、目が覚めましたか?気分はどうですか?」




「.......玲二は?」




「え?」




「玲二はどこ」




喋ったら涙が出そうになったけど堪えた。




「...先生呼んできますんで、ちょっと待ってて下さいね。」



私の様子を見て看護士さんが小走りで部屋から出て行く。