焦がれて


 

心臓が、凍った気がした



「なに、それ」


自然と強張る私の表情と声に彼は慌てたように言葉を繰り出す



「あれ、違った?、って、デリカシーねーな!わりい。」


頭を掻く彼からの言葉は直接心臓に突き刺さる



意味が、分からない


どうして私が田嶋くんの友達を好きだなんてことに



「や、やたらこっち見てるじゃん?だから俺らてっきりそうかと、」


彼が言葉を繰り出すたびに突き刺さる矢



俺ら?


田嶋くんも、ずっとそう思ってた?



「なに、それ」