『篠崎さん。食べたいものとかあります?』 「…あっ」 さも当然のように私の分まで用意をしてくれようとするハナビシさん。 私、まだここに居てもいいの? ここに来てから、何かをしてもらってばかりで私は何一つ彼らに恩返しが出来ていない。 言わば私はお荷物でしかない。 『篠崎さん、気を使う必要はないですからね』 そうは言っても、何もしないっていうのは気が引ける。 「…あの、手伝います」 せめて何か手伝いでも…。 ただ飯食らいにはなりたくない。