「蝶子さまっ、ああああ朝からこんなっ、ふ、不潔です! 不純ですよ!? っていうか、アブノーマルです! ご用件はなんなんですかっ、会長!?」
いい加減にしてほしいという私の願い、届いたのでしょうか。
蝶子さまはほんの少し顔をうつむかせて、真面目な表情になりました。
そして唇をちょっと噛んで、彼女は言います。
なぜか、とってもカッコいい言い方で。
「実は、実はずっと言おうと思ってたんだ」
「?」
「実は俺、猪瀬蝶子は男だったんだ!!」
「えぇ!?」
そーだったのですかぁ――――ッッ!?
心の中で、宇宙と書いてソラまで届け! この叫びぃっ! って感じの絶叫をあげましたわたくし、香坂凛は、不肖ながら生徒会の会計および副会長を――
え?さっき言いました?
すみません。あまりのことにエラーを起こしました。
いい加減にしてほしいという私の願い、届いたのでしょうか。
蝶子さまはほんの少し顔をうつむかせて、真面目な表情になりました。
そして唇をちょっと噛んで、彼女は言います。
なぜか、とってもカッコいい言い方で。
「実は、実はずっと言おうと思ってたんだ」
「?」
「実は俺、猪瀬蝶子は男だったんだ!!」
「えぇ!?」
そーだったのですかぁ――――ッッ!?
心の中で、宇宙と書いてソラまで届け! この叫びぃっ! って感じの絶叫をあげましたわたくし、香坂凛は、不肖ながら生徒会の会計および副会長を――
え?さっき言いました?
すみません。あまりのことにエラーを起こしました。

